執筆日:2022年1月22日
公開日:2022年1月22日
最終更新日:2022年5月2日
チャットアプリ「Discord」のボイスチャットを楽しむ方へ。
「あなたのマイクは音質が良いね!」
こんな風に言われてみたくないですか?
この記事では、【2000円台から】でも買える高音質マイクをご紹介いたします。

タップできる【目次】
【全体像】Discord通話の用途|ゲーム・雑談
Discordの通話は、主にゲーム中の連絡などといったゲーム通話と、気の合う友達と話し合う雑談通話の2つにわかれます。
そして、これらの用途によっておすすめする製品は少し変わってきます。
ゲーム通話:ゲームの音質を高めつつ、必要最低限のマイク音質を備えたゲーミングヘッドセットがおすすめ
雑談通話:相手にクリアな声を届けたい方へ、据え置き式のマイクがおすすめ
この記事では、ゲームではなく通話、会話を行うことを主眼とし、相手に聞き取りやすい声を届けるためのマイクをご紹介していきます。
据え置き式のマイクについて
雑談通話で自分の声を高音質で届けたい方へ
USB接続で据え置きタイプのマイクをおすすめします。
【2千円台】CLASSIC PRO USB接続コンデンサーマイク CDM80U

非常に安価ですが、ヘッドセットに付属したマイクなどと比べると音質の改善は見込めます。
そのように言える理由として、下記のYoutubeリンクにマイクから録音された音声が投稿されており、十分実用に耐える音質だと思いました。
CLASSIC PRO / USB接続卓上コンデンサーマイク CDM80U
また、コンパクトかつマイクのアームも自在に曲げられるため、取り回しも良いです。
この使いやすさも相まって、初めて据え置きマイクを購入する人でも格安で買える最適のマイクとなります。
【6千円台】初心者にもおすすめ Razer Seiren Mini

■概要
Seiren Miniは、6000円台で買える高音質なUSBマイクです。
この価格の安さの秘密は、ミュートボタンさえも省略された最小の機能設計にあります。
ただ、音質の方はとても優れています。
このマイクとヘッドセット付属マイクの音質を比べると、違いは明らか。
実際に音質を聴き比べてみると、ヘッドセット付属マイクはどうしても「薄っぺらい」「チープ」な感じがします。
逆に言うなら、Razer Seiren Miniの音質は
- 深みがあり
- 綺麗でリアルに近い
ということになります。

■特徴
このRazer Seiren Mini、たった6000円で高音質を得ることができます。
しかし、この安さには理由があります。
実はSeiren Miniには、ハイエンドマイク並みに高音質な一方で、機能性は最低限に抑えられているのです。
このマイクの機能面における具体的な短所はこちら
- 本体にミュートボタンが付いていない
- 本体でボリューム調整することができない
- 指向性が1パターンに固定されている
つまり、機能を必要最小限まで削って音質を追求したモデル、ということです。
■使用感
実際に長期間使用していると、ミュートとボリューム調整で不便さを感じることがあります。
確かにDiscordの通話であればアプリ内にミュートボタンがあります。
しかし、本体にもミュートボタンがあった方が便利なのは間違いないです。
【余談】USBマイクばかりおすすめする理由とは何か?
もしも「USBタイプではないマイク」を選んだらどうなるのか?
その答えは
- XLR端子を備えたオーディオインターフェースを買わなければならない(1万円以上かかる)
- そもそも「XRL端子」が何か分からない=初心者にオススメできない
と、こうなるわけです。
だからこそ、わたしは「買って、PCに挿せばすぐ使える」USBタイプをオススメしています。
【余談、終了デス】
【2万円クラス】HyperX Quadcast S

■概要
Quadcast Sは2万円台のハイエンドUSB接続マイクとなります。
この製品はゲーム配信に最適化されており、本体がRGBに光ります。
このRGBライティングは、特に海外の配信者に人気のようで、RGBに光るマイクが配信映えするということになります。
また見た目が派手なだけでなく、マイクの音質も非常に良いです。
なお、本体サイズが大きいので、マイクアームなしで付属のスタンドで使う場合は置き場所に注意が必要となります。

■特徴
Quadcast Sは、マイクの音質が高いことは当然として、機能性の高さが最大の特徴となります。
また、4パターンで切り替えられる指向性、ミュートやボリューム調整が可能であることも、この価格帯ではやはり当然となります。
他のマイクにはなかなか無い特徴は以下の通り
- RGBライティング装備
- 自分の声を確認できるループバック用イヤホン接続が可能
- USB TypeC接続で、スマホでの使用にも正式対応している
■使用感
実を言うと、マイクの音質自体はRazer Seiren Miniと大きくは変わらないです。
ただし利便性はSeiren Miniと比較にならないほど良いです。
あえて一つ難点を挙げるとすれば、本体のサイズが大きすぎてディスプレイの視認性が落ちることですかね。
こうした視野の干渉については、マイクアームと併用することで、画面と干渉しない位置に持ってくることができます。
このマイクアームですが、関連記事「高性能マイクのノイズカットとマイクアームのススメ」でも利点を深掘りして説明しています。良かったら関連記事の方もご覧下さい。

【動画あり】音質比較してみた結果
以下のマイクの音質を比較しています。
- Razer Seiren Mini
- HyperX Quadcast S
- Logicool G533 Gaming Headset
※お詫び:記事内で紹介した「CLASSIC PRO USB接続コンデンサーマイク CDM80U」は現在手元にないため、音質比較ができておりません🙇♂️
実際に音声を聞いてみると、Razer Seiren MiniとHyperX Quadcast Sについては、音質に違いがあります。
ただ、どちらが優れているか比べようとした時、正直「好みによる」という感想になってしまいました。
それゆえ、この記事ではRazer Seiren MiniとHyperX Quadcast Sの音質は「ほぼ同レベル」という形で紹介させて頂いております。
もし購入を検討されてらっしゃる方は、動画内の音声も参考にしてみてください。
まとめ
Discordの通話で使用するマイクは、用途別に選択するのがおすすめです。
- ゲームしながら通話したい人には「ゲーミングヘッドセット」
- 会話、雑談の音質を良くしたい人には「USB接続の据え置きマイク」
特に、6000円台でマイク音質を改善できるRazer Seiren Miniがお買い得だと思います。
そして日々のボイスチャットを快適に過ごし、周りの人からの印象をも変えていきましょう。
商品へのリンク
記事内の商品
記事外のおすすめ商品
【AKG Ara】(2022/4/3追記)
8千円台という価格ながら、十分な機能性を備えた入門者向けのUSBマイクです。
- ボリューム、ミュートボタンあり
- USB Type-Cに対応
このマイクを作っているAKGは有名なマイクメーカーで、7万円~20万円ほどの高性能マイクもたくさん販売しています。