メルセデスベンツが「CASE」という言葉を発信してから、もう1年以上経ったと思います。一人のユーザーという視点から、CASE革命に対して思うことを書きたいと思います。
タップできる【目次】
用語
- C:Connected――――コネクティッド
- A:Autonomous―――自動運転
- S:Sharing――――――シェアリング
- E:Electric ――――――電動化
1. Connected
コネクティッド。
何とつながるのか、よく分かっていません。そして、仮に何かとつながったとして、ユーザーにとってどのような嬉しさがあるかも、分かんないです。
もう少し情報収集したい所です。自動車メーカーの方でも、ユーザーの利便性を分かりやすく宣伝してほしいですね。
2. Autonomous
オートノマス。自動運転のことです。
私としては、今の時点では自動運転という言葉よりも「運転支援」という言い方を推していきたいと思っています。現時点で「アクセルとブレーキの操作」と「ハンドルの操舵支援」は実用化されています。自動車メーカーには、この運転支援機能の普及と、使いやすさの向上に努めてもらいたいと思います。
過去記事でも運転支援機能に関して書いています。もし宜しければこちらもご覧ください。
3. Sharing
シェアリング。車を共有することですね。
車を一人だけで所有せず、複数人で共有することを指しているようです。
別の言葉として「MaaS」というものもあります。「Mobility as a Service」直訳すると、サービスとしての移動手段、ということだそうです。こちらの方がしっくりくるかもしれませんね。
運転ができない人や高齢者などに対して、「移動する」というサービスを供給してくれたら、とてもありがたいです。まあタクシーが割安になればいいだけなのかも。
4. Electric
電動化。
「CASE」の中では、自動車メーカーが最も力を入れている領域なのかなと思います。
エンジンの代わりにモーターを使う、という認識が広がっていると思います。実際のところ、EVはこの5年でかなり普及した感じがします。
実際にEVを所有してみて感じるのは、電動化によって自動車の「油脂類」の部品が大幅に削減できるので、メンテナンス性が高く気楽ですね。エンジン車は時間が経つにつれて「ゴムのひび割れ」や「オイル漏れ」に悩まされます。
また最近は「マイルドハイブリッド」という形で部分的な電動化も進んできています。メルセデスベンツの「ISG」、マツダの「M Hybrid」がそれにあたります。エンジンの「点火」とか「ベルト」、「オイル」などの要素を「モーター」に置き換えていく感じだと思っています。一度体験してみたいので、試乗させてもらえたら嬉しいですね。
まとめ
正直なところ、「電動化」以外はどうなるのかうまく予想できません。
今は、高度な「運転支援」で疲労を軽減しつつ、「電動化」でスムーズな走り出しを楽しむのが良いのかなと思っています。