先日、仕事や働き方に関する記事を書きました。
今回は、「日本の会社で求められている人材」について考えてみます。
目次
- いきなり「結論」へ
- 解説
- 日本企業の急所?
- また解説に戻ります
- そしてまた結論に戻ります
- では、どうすれば良いのか?
長文記事になってしまいましたので、目次を置いておきます。目次からブロックへのリンクは飛んでいませんが、ご了承ください。
いきなり「結論」へ
日本の会社で求められる人材とは・・・
× 問題解決能力が高い人、改革能力にあふれた人
〇 問題解決能力が低く、現状を無難にやり過ごす人
解説
日本企業の特徴をいくつか挙げてみます。
- 具体的な指示を出さず、相手に察してもらう、いわゆる「ハイ・コンテキスト」文化
- とりあえず言われたことをやってくれる「イエスマン」が欲しい
- ある種の既得権益とも言えるような「年功序列」制度
日本の会社は、基本的にはこの3つを壊さない人を求めます。この時点でも、先に挙げた結論に対して、おぼろげにでも繋がってくるものがあるのではないでしょうか?
日本企業の急所?
「ハイ・コンテキスト」文化
別サイトに説明があります。
コミュニケーションの際に互いに相手の意図を察し合うことで、「以心伝心」でなんとなく通じてしまう環境や状況のこと。「ハイコンテクスト文化」や「ハイコンテクストな社会」などとして使われる。
「シマウマ用語集」様 https://makitani.net/shimauma/high-context
この「ハイ・コンテキスト」の良し悪しについては、賛否分かれると思います。なので、一旦置いておくこととします。
「イエスマン」
上司の指示や会社の方針に「NO」と言わない人が求められています。
とはいえ、いつでもイエスマンが求められているわけではなく、例外もあります。
- 上司が仕事を分かっていない
- 仕事を丸投げしたい
このような場合、ある程度本人に考えさせたいはずです。よって、ただ「YES」というのに加えて、自分で考える能力も求められることになるでしょう。
「年功序列」
これもまた、最近変わりつつあります。ただ、多くの場合で
- 無能でもクビにならない終身雇用制度
- 成果がイマイチでも一定の給与が支払われる年功序列制度
この傾向は日本全体で共通するのではないかと思います。これによって、「無能な上司」が量産されることになります。
「ピーターの法則」という面白い言葉がありますので、リンクを貼っておきます。
また解説に戻ります
日本の企業は
- 無能な上司で溢れかえっている
- 無能でも高給取りでいられる「年功序列制度」を守りたい層がいる
更に言うと、40代後半から50代後半の社員は、会社の動向に関しては「自分が働くであろう10数年先まで」にしか興味がないとも言えます。
無能な上司に限らずですが、 40代後半から50代後半の社員 は「抜本的な改革」をしたがらないでしょう。そのままにしておけば高い給料をもらえ続けるわけなので、改革を行うインセンティブ(動機)はありませんよね。
そしてまた結論に戻ります
だからこそ、若手もベテランも含めて、以下の人材が求められると考えます。
× 問題解決能力が高い人、改革能力にあふれた人
〇 問題解決能力が低く、現状を無難にやり過ごす人
では、どうすれば良いのか?
- 副業を始めましょう
- 海外や外資系企業で働くことを視野に入れましょう
また後日、記事を書くと思います。今回はここまで。