先日、地球温暖化に関する記事を書きました。
その後調べてみて、いくつか収穫がありましたので、記事を書きます。
正確性は欠いているかもしれませんが、CO2が温暖化に寄与しているという考え方に、いくらか納得できる点が見つかってしまいました。
地球のエネルギー収支
まずは、イメージ図を張り付けます。
地球は太陽から「太陽光線」の形でエネルギーを受け取ります。
そして、地球もまた宇宙へ向けてエネルギーを放射します。
このエネルギー収支により、地球の気温が決まります。
CO2とエネルギー収支の関連性
今度はまた別のサイトを参照させて頂きます。
CO2は、赤外線のエネルギーを吸収します。
ただ、とても都合が悪いことに・・・
- 太陽光線に含まれる赤外線の割合は、およそ1,2割程度
- 地球の放射熱に含まれる赤外線の割合は、およそ6割程度
地球から放射されるエネルギーが、減ってしまうようです。
少し整理
今は単純にエネルギー収支の合計値だけを扱っていますが、実際には上の写真の通り、大気による熱伝導だとか、雲での反射だとか、かなり複雑なんですよね。
よって、まだCO2が温暖化に繋がるという確信を得たわけではありません。
ただ、エネルギー収支のバランスか崩れて
収入エネルギー>支出エネルギー
という図式になれば、地球の気温が上昇します。
地球の気温が上がるにつれて、支出エネルギーも増えていくので、やがては
収入エネルギー=支出エネルギー
となる均衡温度になると考えられるので、無制限に温暖化することは無いと予想されます。
ただし、気温が増加することで、サンゴなどからCO2が更に発生するという「ポジティブフィードバック」説もあるみたいです。これが本当であれば、気温とCO2が増え続ける悪循環に陥ります。
地球というものがあまりに複雑で、エネルギー計算を考えるにあたって難しいと思います。今は、難しいからこそ、断定的に考えず慎重になる方が得策なのかなと思います。