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【EV】買う前に知らないと損すること【充電】

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EVを購入する前に「知っておいたほうが良い」ことをまとめておきます。と言いつつ、実は知らないまま買って、買った後調べても割と何とかなります。まあ知っていた方が「後悔が少ない」という程度のインパクトですが、よろしければ読んでいただけると幸いでございます。

知っておいた方が良いポイントは以下4つ

  1. 充電設備
  2. 充電時間
  3. 充電料金
  4. 航続可能距離

それぞれ説明していきます。


1. 充電設備

自宅に充電設備がある、または設置できるという方は、自宅で充電したほうが良いです。自宅に充電設備が無い方は、下記の施設を利用すると良いです。

  • イオン、アピタ
  • 三菱ディーラー、日産ディーラー
  • 高速道路パーキングエリア
  • コンビニ

近所に上記の施設が見当たらない場合は、EVを買うハードルが高いものになるでしょう。充電設備は下記サイトで検索すると、料金や利用時間も同時に分かるので良いですよ。
https://ev.gogo.gs/


2. 充電時間

充電設備の方で説明が漏れていましたが、実は充電設備には大きく2種類あります。

  • 普通充電
  • 急速充電

私が所有するBMW i3の場合、満充電までに要する時間はおおむね下記となります。


普通充電(200V)の場合、10時間
急速充電(20kW以上)の場合、1時間

2014年式i3のバッテリー容量は22kWhです。バッテリー容量が大きくなれば、満充電にかかる時間も、それに比例して長くかかります。


3. 充電料金

料金は、充電施設によって大きくことなります。けっこう細かいので、自分が利用している【オトク】なものを挙げます。その他詳細は他サイトを参照下さい。

私が使用している設備&料金

イオン普通充電―WAONカードがあれば無料

イオン急速充電―WAONカードがあれば300円/30分

アピタ普通充電―無料

日産ディーラー―NCSカードが無くても、ビジター利用で540円/30分

私は利用したことがないですが、三菱ディーラーも結構割安だと予想しています。

エンジン車との比較

簡潔に言います。
マツダ アテンザ ディーゼルの場合、1kmにつき約7円
BMW i3の場合、1kmにつき約5円 (毎回イオンの急速充電利用時)
実はそこまで極端にお得な訳ではないです。家で充電しても、電気代を計算するとおよそ「4.5円/1km」です。
この料金は、各EVメーカーが公式サイトなどで取り上げている「最大航続可能距離」と「バッテリー容量」から計算することもできます。
下記サイトも情報収集する上でオススメです。
https://blog.evsmart.net/

NCSカード

NCSカードがあれば、高速道路などでもオトクに充電することができます。月額が高いので、私はNCSカードを持たないことにしていますが。
NCSカードの詳細は、下図、またはリンクを参照下さい。
https://ev.gogo.gs/contents/1487399529


4. 航続可能距離

私のi3は、満充電でだいたい120kmほど走行可能です。
航続可能距離が長いと、それだけ「充電の頻度」を減らすことが可能です。でも注意点があります。

たしかに、航続可能距離が長いと、小まめな充電が不要となります。


しかし、

バッテリー容量を増やして航続可能距離を延ばしている場合、充電にかかる時間もそれだけ長く掛かります。

最近、バッテリー容量を増やして航続可能距離だけを高らかに広告するパターンが多いように思います。自宅に充電設備がある前提であれば、それもまあ良いと思います。しかし、そうでない場合、イオンなどで急速充電を30分×3,4回だとか、結局のところセッセと充電するハメになります。

それはそれで悪くないのかもしれませんが、あらかじめ覚悟しておいた方が良いかと思います。

最後に

個人的には、まだEVよりもPHEVのほうが実用性が高くおすすめしやすいですね。特に、燃料コストをエンジン車とEVで比較したときに、思ったほど差が無いことに驚きました。実の所、単純に燃費が良いプリウスなどのハイブリッド車と比べても、そこまで走行コストは変らないです。

それでもEVを買うメリットがあるとすれば、それは「モーターによる力強い押し出し感」だとか、走行フィールに関わる所だと思います。このモーターによる加速感はPHEVでも味わえるため、現時点ではPHEVから入る方が無難だと考えます。

キーワード:「EV」「電気自動車」「電費」「ランニングコスト」「充電」「導入」「初心者」

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11年間自動車業界でエンジニアとして働いていた。
現在は技術者としての経験を活かし、DiscordサーバーにおけるBOT運用方法を発信している。
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