先日、GIVE&TAKEに関する記事を書きました。
書いていた内容は、今一つ自分の中で理解、消化しきれていない感じがありました。そのため、GIVE&TAKEがどういうものなのか考え直してみました。
GIVE&TAKEに似ている考え方
ふと、Win-WinとWin-LoseがGIVE&TAKEに似ているなあと思いました。
特に「TAKE」という行動は、他者に対してWin-Loseの関係しか結べないです。
「GIVE」という行動は、一見Win-Winに対応してそうです。でも使い方を誤ると、GIVER側が負けるだけであり、Win-Loseの関係が、Lose-Winに入れ替わっただけであります。
GIVEとTAKEのバランスを取る
GIVE&TAKEの割合を、70:30にすると良いようです。GIVEが7割となります。
裏付けとなる考え方までは、まだ読み切れていないです。
注意すべきは、毎回GIVEという行動を取ることによって、相手に搾取されることです。適度にTAKERとして立ち回ることも、考えたほうが良いようです。
TAKERは相手に「チャンス」を与えない
TAKERは、相手に仕事を教えたり、情報を与えたりする行動に対して、一定の制限を掛けます。見返りがなければ、熱心に人を教育することもないし、情報も小出しにします。
対してGIVERは、自分の時間や労力を投資してでも、人を育てたりチャンスを与えようとします。
少し見方を変えると、以下のように思えます。
- TAKERは目先の利益に敏感である。が、将来の利益には鈍感で、長期的視野に欠けている。
- GIVERは、自身の利益や、目先の利益に鈍感である。その代わり、組織全体の利益や、将来の利益を軸に考える。「種まき営業」に通じる所がある。
前回の記事を書いた時に比べると、いくらか自分の中で腹落ちした所があるように感じます。引き続き、この「GIVE&TAKE」を、仕事や人生におけるフレームの一つとして活用し続けて行きます。
今よりも理解/経験が増えたら、また記事にしたいと思います。