MAZDA3に試乗できました。アテンザの点検でディーラーに行ったのですが、ずっとお世話になってるセールスさんから試乗を勧めて頂きました。MAZDA3 旧名アクセラの感想を書きます。
- パワー感
- 乗り心地
- 旋回性
- スイッチ類、インターフェース
タップできる【目次】
1. パワー感
試乗させてもらえた車は以下の2種です。
- MAZDA3 ファストバック ガソリンエンジン 1.5L
- MAZDA3 ファストバック ガソリンエンジン 2.0L
1.5Lの方は、加速時に3000回転ぐらいまで回すことになります。静粛性が高いせいで、そこまで不快な感じもなく、これで十分という感じもしました。ATの変速も違和感なし。
2.0Lの方は、さすがに1.5Lより余裕があります。より少ない回転数で、太いトルクを発生してくれることが実感できました。市街地では2000回転以下だけで使いきれる感じです。
2. 乗り心地
基本的な静粛性が高いように思いました。上述の通り、エンジンを3000回転まで回しても、うるささや不快感はありません、
足回りは少し固めの方向に振られています。もしかしたら、2.0Lの方が少しだけマイルドかもしれないです。
振動に対する収縮性も良い方だと思います。2015年式アテンザよりもシッカリ感が高いですね。
3. 旋回性
フロントの重さとかは、特に感じなかったです。ディーゼル車だとどうなのか気になる所ですが、エンジン車は「普通」ですね。
普段i3に乗っているせいか、あっちはカミソリのように曲がる感じがあります。それに比べると、いくらかマイルドさがありますね。
軽快でよく曲がる車、つまりコーナリングカーのようなものを求めている人には、やや物足りないと思います。上質に、穏やかに乗りたい人にはとても良いかなと思いました。
アテンザのディーゼルエンジン車と比べると、MAZDA3ガソリンエンジン車の方が、より上質かつ曲がりやすいと言えます。
4. スイッチ類、インターフェース
前の記事でも触れたのですが、ライトスイッチの設定など、ドイツ車の良い所をうまく取り入れられているなあと感じました。BMWをベンチマークしているように思われます。
操作した時に手応えのあるウィンカーレバーが、とても好印象でした。ただ、これは1.5L車と2.0L車で異なるものを使っているのかもしれません。詳細まで確認できていませんが、購入を考えている方は要注意かと思います。
ヘッドアップディスプレイはフロントガラスに転写するタイプに変わりました。車速が、かなり「クッキリ」と映っていました。視点を、より前方に集中しやすくいです。車速以外の余分な情報はカットされていて、とても分かりやすいです。車速以外の情報も表示するようカスタマイズできるのかもしれませんが、この辺は所有してみないと何とも言えないですね。
まとめ
Youtubeなどでは「ドイツ車と肩を並べる存在」と称されていましたが、これは「その通り」です。ボディのしっかり感や操作性などに関しては、非常に優れています。
内装についてはコチラも参照ください。
エンジンやトランスミッションなどのパワートレインは、特に不満は感じないですが、もう少し進化してても良かったと思います。ボディの剛性や静粛性に支えられて、車トータルでは「良い」ですけどね。パワートレインの方は、SKYACTIV X&M Hybridがすごく気になるので、そちらの進化を強く期待します。