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問題解決の手法「For whom」

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執筆日:2021年1月10日

公開日:2021年1月11日

最終更新日:2021年4月20日


5W1Hは古い For whom 問題解決 ビジネススキル

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「For whom」って何?

For whomは、「誰のために?」という意味です。

ビジネス用語で「5W1H」というものがありますが、それに対して私独自の指標を加えたいと思いました。

この記事では、問題解決における「For whom」の使い道と有用性を説明したいと思います。

5W1Hは古い

5W1Hというフレームワークは、問題解決や情報共有などあらゆる場面で使用できます。

ただし、5W1Hすべての要素を抽出するのに時間が掛かり過ぎます。

そして、情報が多くなりすぎて扱いきれなくなります。

For whomの利点

「For whom」誰のために? という物の見方、フレームの利点を整理してみます。

問題解決での使用例

問題シーン例

A社は家電製品Xを開発、販売している。

家電製品Xに不具合が発覚。不具合の対策と再発防止を行い、再び販売しなければならない。

For whomを活用した問題解決方法

まずはFor whom、誰のために、を明確化してみます。

For whom : 既存のお客様のために、新規のお客様のために

これを第一に据えます。

その時、まずは「不具合がお客様に及ぼす被害を最小化すること」が最優先課題とできるはず。

不具合がなぜ起こったか、いつ起こったか、といった事を分析することも重要でしょう。

ただ、Why、When、How・・・の追求を優先した時に、しばしば顧客目線を欠いた自己満足的な対応にもなり得るでしょう。

結論

「For whom」誰もために、つまり問題解決における「主体」を明らかにすることが重要。

これにより、自己満足な対応を回避し、真に重視すべき者を見失わずに済みます。

その守るべきものは、時に顧客であり、時に事件の被害者であり、時には大事な家族となることもあるでしょう。

記事の信頼性

ビジネスのフレームワークについて本で学んだことがあります。

実務経験は12年ほどのため、あくまで一個人の体験談程度の信頼性となります。


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